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大天使ミカエルのメッセージと守護(2) [引き寄せの法則 小説]

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田舎の平日はいつも通りゆったりと過ぎていく。太陽が西へ傾き、カラスの鳴き声が聞こえ始めた頃、若いクライアントさんがタキオカルハにやってきた。

「私、大天使ミカエルからメッセージをもらったんです」

挨拶もそこそこに、満面の笑みを浮かべながら私の目の前で白い羽をヒラヒラと揺らしているのは、近所の学校に通っている女子高校生の夏瀬綾香ちゃんだ。黒髪の長いストレートヘアが似合う綺麗な子で、16歳という年齢よりも少し大人びて見えた。
そして、彼女の隣に立っている白いスーツ姿の日本人離れした男性は、たぶん天使だろう。
癖毛のある短い金髪、全てを見透かすようなアイスブルーの瞳、その象徴とも言える白い翼、間違いない。

「どんなメッセージをもらったんですか?」

彼女の斜め横に正座して、傾聴するべく耳を傾けた。
ちなみに、いつも私の傍で一緒に話を聴く沖田さんとジョフィは、朝に会って以来姿が見えない。

「……う、疑わないんですか?ビックリさせちゃいましたよね」

そう言う綾香ちゃんの方がビックリしたような顔をしていてハッとした。
まずい、ここはもっとリアクションを取るべきだっただろうか。いつも天使を見ているせいか、普通に話を促してしまった。慣れとは恐ろしいものだ。

「あ、ああはいっ、驚きました。でも、私は信じますよ」

我ながらわざとらしい反応だが、彼女が嘘を言っているようには見えないし、大天使ミカエルかは分からないが現に天使がいらっしゃるので、最後は力強く頷いた。
話を真摯に聴く態度を示すべくピンと背筋を伸ばす。

「晴花さん…」

すると彼女は目を見開き、驚きと喜びの入り混じったような表情で、こちらをじっと見つめてきた。

「す、すみません…何か私まずいこと言っちゃったかな」
「やっぱり見えるんですね!天使!」
「!?」

ガシッと肩を掴まれて興奮気味に尋ねられた。彼女が持っていた羽がふわりと宙を舞う。

「……はい」

特に公表するつもりはなかったが、隠す必要もないと思ったので素直に頷いた。

「わー、やっと会えた!本当だった!本物のインディゴチルドレンだぁ」
「え?インディゴチルドレンですか?私が?」

聞き間違いかと思い問い返す。頭がクエスチョンマークだらけになってる私を見つめたまま、綾香ちゃんはうんうんと頷いた。

「天使は見えないけどオーラが見えるんです。大天使ミカエルにメッセージをもらってここに来ました!ミカエルは私の守護天使なんです!ずっとソウルメイトを探してました!」

現役女子高校生というパワーと若さも相まってか、彼女の笑顔がものすごくキラキラしている。その眩しさと勢いに圧倒されつつも、その喜びが伝わってきてこっちまで嬉しくなった。


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大天使ミカエルのメッセージと守護(1)

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大天使ミカエルのメッセージと守護(4)

大天使ミカエルのメッセージと守護(5)


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