So-net無料ブログ作成
検索選択






タキオカルハ 第7話 大天使ミカエルのメッセージと守護(1) [引き寄せの法則 小説]

引き寄せの法則小説6話3引き寄せの法則 小説目次大天使ミカエルとメッセージ2


昔から人に頼るのは苦手だった。甘えられるような環境ではなかったから、父親に迷惑をかけまいと、一人で何でもこなそうとした。
親が離婚をして、母が出て行ったあの日から、子供心に自分には価値がないのだと思うようになった。嫌われて捨てられるという恐怖心がいつも渦巻くようになる。
そんな私が唯一安心して頼れた存在は“天使”という人ならざる存在だった。

(沖田さん助けて!)

そう口にしたはずの言葉はやはり声にはならなかった。今日も今日とて金縛り中である。

「また怖い夢を見たのですか?」

しばらくしてフッと金縛りが解け、目を開けると間接照明の柔らかな光が視界に広がった。ベッドの端に腰掛けた沖田さんが穏やかな表情でこちらを見つめている。彼の姿を見てホッとしつつ、一息ついてから頷いた。

「嫌な夢の後に、もれなく金縛りがついてくるんですよね」
「シェイネさんが来た日から続いていますね…彼女が原因というわけではなさそうですが」

そう、ここ最近毎日だ。いい加減沖田さんに申し訳なくなる。

「すみません。じっとしてればその内終わるのに…つい呼んじゃって」
「いえ、晴花さんに頼ってもらえるのは嬉しいですよ」

微笑みながらそう言ってくれる沖田さんの優しさに安堵していると、枕元で寝ていたジョフィがゆっくり起き上がった。
小さな天使の羽が揺れる。眠そうに目を擦りながら欠伸をする様は本当に可愛らしい。

「総司…?もう朝?」

早朝に金縛りになる度に沖田さんが助けに来てくれるから、ジョフィは彼が私たちを起こしに来ていると思っているらしい。

「まだ夜中です」
「起こしちゃってごめんね」
「ううん…じゃあ、まだ寝る。晴花と一緒に寝るー」

そう言って再び横になったジョフィは、すぐに気持ち良さそうな寝息を立て始める。

「君は寝る必要ないでしょうに…」
「あはは、なんか子供みたいで可愛いですよね」

困ったように笑った沖田さんは一応肯定して頷いてくれた。それからスッと立ち上がり、部屋の入口まで歩いて行くと扉の前で振り向く。

「おやすみなさい」
「おやすみ沖田さん」

挨拶を交わしたあと、彼は静かに部屋を出て行った。室内には秒針が時を刻む音が小さく響いている。ふと時計に視線を向けて時刻を確認すると、ちょうど深夜1時11分だった。

「あ、エンジェルナンバーだ」

エンジェルナンバー111は引き寄せの法則を意識的に使っている身としては嬉しい数字だ。
順調に願いが叶い始めているとか、もうすぐで願いが叶う、これからポジティブな引き寄せが起こる等の意味がある。
今日も良い1日になりそうだ。


引き寄せの法則小説6話3引き寄せの法則 小説目次大天使ミカエルとメッセージ2


スポンサーリンク







Happy創造ゲーム~あなたの為の宇宙の法則~

引き寄せの法則 小説「タキオカルハ」

沖月ルナ沖月ルナ


引き寄せの法則小説 第7話一覧


⇒大天使ミカエルのメッセージと守護(1)※このページ

大天使ミカエルのメッセージと守護(2)

大天使ミカエルのメッセージと守護(3)

大天使ミカエルのメッセージと守護(4)







この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。